孤立化した無職の人

 最近話題になる、引きこもりの問題、川崎で長年引きこもりだった男が小学生一人を殺傷した事件。大前提として社会に恨みを果たそうと思ったのかもしれないが自分より弱い人間に殺意を向けた時点で同情の余地は全くない。

 しかし私もアスペルガー気味だからわかる。世の中って多数派のためにできている。それは紛れも無い事実であると言える。発達障害を抱えたりしていても、周りとうまくやれないと感じていても、それは本人の努力不足だとされてしまう風潮があると思います。この事件にしても周りの人間がもう少し本人に向き合おうとしていればもしかしたら、何か変わったのかもしれない。そう考えると少し複雑なものです。